なぜ人間ドックを受ける必要があるの?

2017年のデータによると日本の平均寿命は男性が81.9歳、女性が87.26歳で世界的に見ても長寿の国です。今でこそ長寿と呼ばれる日本ですが、平均寿命が50歳を超えたのは平成に入ってからなのです。
安土桃山時代は平均30代、室山時代は15~16歳、鎌倉時代は24~25歳と書物に残っています。寿命を数える様になったのは江戸時代からで、当時は32~44歳とかなり曖昧でした。江戸時代はほとんど戦がありませんでした。しかし災害や飢饉、そして何より火事が多くそれが寿命のバラつきに直結していると考えられます。そこから明治・大正時代で45歳前後まで寿命は延びましたが昭和に入ると戦争が勃発した為、平均30代に落ち込みました。
そこから今日に至るまで戦争は起こっておらず、且つ目まぐるしい医学の発達により様々な病気の治療が可能になりました。ここまで寿命が延びたのはとても良いですが「健康でいる事」がとても重要視される様になりました。いくら年を重ねたとしても自分の好きな事が出来ない、満足に身体を動かす事も出来ないのは生きている意味はあるのでしょうか?
少しでも健康に、そして長生きがしたい。それは人類の願いです。それを実現するにあたって何を行えば良いのでしょうか。自分の身体は自分で守る。そう思った時に出来るのは「異変に早く気付く」事です。その為におすすめなのが人間ドックです。誰もが一度は名前を聞いた事のあるサービスですが、なぜ受けた方が良いのでしょうか。その理由に迫っています。